「危険物質投与」容疑で拘束=毒ギョーザ事件の元臨時従業員(時事通信)

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、有機リン系殺虫剤メタミドホスを混入したとして中国で身柄を拘束された天洋食品(河北省石家荘市)の元臨時従業員呂月庭容疑者(36)=同省出身=は、「危険物質投与」容疑で拘束されたことが27日、分かった。警察庁刑事局幹部が明らかにした。
 警察庁は同日、同庁幹部を早期に中国に派遣し、捜査情報の確認や今後の協力方針などについて協議する方針を固めた。
 呂容疑者は中国警察当局に、職場での待遇や同僚の従業員に対する不満を晴らすため混入したと供述。事件に使ったとみられる注射器2本が下水道から見つかったが、混入時期や場所、方法、共犯者の有無など詳しい供述や状況は不明で、警察庁は引き続き情報提供を求めている。
 事件では千葉と兵庫両県の3家族計10人が中毒に陥った。呂容疑者への刑事処罰も焦点だが、日中間では容疑者の身柄を引き渡す条約が結ばれていないため、呂容疑者は中国国内で刑事責任を追及される見通し。 

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